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2023.10.11

コールドプレスジュースで体をしっかりリセットしよう。

2014年、日本初のコールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」。コールドプレスジュースとは、素材に熱を加えず生のまま(コールド)、強い圧力をかけて(プレス)、野菜や果物が持っている水分を搾り出すジュースのこと。栄養分をダイレクトに身体へ届けます。疲れたと思ったら、一食をコールドプレスジュースに置き換えれば、胃腸を休めることができ、疲れも取れるのだそう。

野菜1キロがこの一杯に。

ケールのジュース。クレンズにぴったり。

こんな美味しいジュース、どうやって絞っているのかな。秘密はお店においてある「サンシャインジュースの本」に書いてありました。

出典:「サンシャインジュースの本」770円

この本にはノリさんがこれまでサンシャインジュースをはじめてからの10年で体験を通して感じたことが書かれています。そしてそれらは全て、より自然に近く、健康に暮らしていくためのヒント。食のこと、健康のこと、循環のこと、ビジネスのこと、土壌のこと。様々な分野にわたってサンシャインジュースのことがよりよく理解でき、感じられる一冊です。

「ジュース」の概念を変える味、そして感覚。

2010年代初頭、当時、持久スポーツをやってヴィーガンという、超ストイックな生活のノリさんが、以前住んでいたニューヨークを訪れていたときコールドプレスジュースに出逢いました。最初の印象は「飲んだらとにかく強烈、細胞がわーわー盛り上がる感覚が物凄かった。感覚がダイレクト。一杯のジュースに完全にやられた」。高いけど納得できる1本15ドル。滞在中は毎日がぶがぶ飲みしていました。お客さんはヴィーガンのパンクスやメッセンジャー、スケーター。ジュースが日常の人たち。その光景が新鮮でカッコよくて。まだコールドプレスジュースは東京にも日本にもない時代。それなら、一軒くらい本物のジュースを出すお店があっても良いのではと、ニューヨークで受けた衝撃を忘れないうちに家庭用のジュースマシンを買い、最初は友人のイベントにケータリングで行ったりするうちに、1年後、恵比寿でジュース屋をオープンすることになったそうです。

台湾出身の祖父。京都出身の祖父。

生まれは東京で自然が大好きなノリさん。ニューヨークよりももっと前のジュース体験は、父方の台湾出身の祖父の家に泊まりに行った時、決まって朝でてきてよく飲んでいた生搾り野菜ジュース。コールドプレスのジュースを飲んだ時になんだか懐かしい記憶が蘇ったという話もうなずけます。

母方の京都出身の祖父にはよく海や山に連れて行ってもらったとのこと。祖父は横浜の小学校の先生で牧師。型にはまらないユニークな人。口癖は「それは”この世的”な考えだね」とか「目に見えないものを感じてるか、目に見えるものだけじゃないよ」。そんな風に教えられてきたからこそ「自分の感覚」を原動力にして、思いを形に、大きなエネルギーをコールドプレスジュースに注いでこられたのでしょうか。

ジュース屋を10年やるとは思っていなかった。最初はノリで始めてしまった。経営、野菜のこと何にも知らなかった。今も全然大変だけど、当初は、すごく大変で焦りまくる日々だったというノリさん。でも心や頭が不安でザワザワしてしまっても、ジュースを飲むと、あぁ、この感覚が好きだからやってるんだった、と思い出す。やり続けさえすれば、道はできていく。その繰り返しでやっている。

今の世の中は頭にアプローチするものが多い。もっと感覚や直感で感じたことを形にしたり、動いたりしてほしい。サンシャインジュースを飲んだら、味覚を超えたアプローチで自然のエネルギーが細胞に染み渡る、身体もマインドも調子が良くなる。本物のエネルギーが詰まったニューヨークでコールドプレスジュースを飲んで感じたこの感覚を、多くの人に味わって欲しい。そんな人が増えれば、世界は平和になるはず。

そんなサンシャインジュースも、今では全国の生産者とつながり、残渣を土に還すことや廃油でうごくオフグリッドの移動販売車で旅をするなど、より立体的にジュースの良さを伝える動きを展開しながら素直な心で会話できる人たち、同じ感覚を持つ人と自然に繋がりあって、活動の幅も少しずつ広がってきています。

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