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2024.02.29

発酵温浴nifu代表 片山裕介「ひとことエシカル#9」

「あ」という気づきと「うん」という納得。様々な商品や話題を通じてエシカルをテーマとした情報発信を行っている”あうんエシカル百科店”。

今回は、ふんわり温かいヒノキのパウダーに体を沈めてリフレッシュできる癒しの空間「発酵温浴nifu」を運営しながら、森を生き返させる循環型の取組みをされているnifu代表の片山裕介さんにお話を伺いました。

「あっ」という気づき

最初はヒノキのおがくずを使うこと自体がエシカルな取組みだ、という錯覚がありました。品質のいいヒノキのおがくずが手に入ると思って、吉野の町に通い始めたんですね。すると、人の肌に触れて良いおがくずがなかなか手に入らなかったんです。その背景には、林業の衰退・製材業の衰退っていうのがあって、(木を)植えてから一度も枝打ちをされていない、光も入らないし、木が太く育たない状態、間引かれた木はそのまま山に捨てられる状態を目の当たりにしました。僕からすれば(間引かれた木材も)お宝だと思い、そこで自ら山に入ることを決意。ヒノキのパウダーを作ることにしたんです。

「うん」という納得

nifuのお客様の美容と健康のお手伝いをして、その結果、森を再生することにも繋がる。そういった、自然の循環の中にお客様も自分たちも参加できる。そういうところが、取り組みをしていていいところだと感じています。

発酵ヒノキで温浴?ご褒美タイムが森を生き返させる あうんエシカル百科店 2023年11月26日放送分
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