「あ」という気づきと「うん」という納得。様々な商品や話題を通じてエシカルをテーマとした情報発信を行っている”あうんエシカル百科店”。
今回は、カポックという木の実がダウン代わりになる新時代のコートを世に出した、ファッションブランド『カポックノット』代表 深井喜翔さんにお話をうかがいました。
「あっ」という気づき
大手アパレルメーカーの4代目として、長年見てきたアパレル業界に疑問が。それは、どんどん安い服が大量に出てくるようになったこと。便利でいいことかもしれないけど、たくさんの資源を消費するその過程で、生物の多様性や地球の温暖化につながっていると知った時、消費者も生産者も地球環境もどこかに負荷がかかりすぎない世界を実現したいと思った。
「うん」という納得
従来のコートの機能性があって、でも実はそれがエシカルに繋がっていたというモノを作りたかった。現在では、インドネシアの生産現場を訪問して労働環境を調査したり、売上で植樹活動も進めている。Next Circle、つまり、脱消費じゃない新しい循環を生み出すサステナブル、そういう縁を得られたと感じています。