いつまでも潤いのある、自信と幸福に満ちた女性でいるために。
女性が自身を慈しむことの大切さをフェムテックを通して表現している、日本の植物療法の第一人者・森田敦子さんが手がけるWaphyto。
ベビーケアから産前産後、更年期、介護世代のケアまで、人生１００年時代を見据えた女性の一生に寄り添う、植物の恵みあふれるトータルケアラインです。
今回あうんでは、フェムケア（デリケートゾーンケア）シリーズをご紹介します。
今なぜフェムテックなのか
「生涯分泌されるのは、わずかスプーン１杯」という女性ホルモンに良くも悪くも影響され、神秘的かつ繊細なライフステージを歩む女性の一生。日本の雇用者総数に占める女性の割合は約45％（2022年/厚生労働省）。ジェンダーギャップ指数146か国中125位（2023年）という観点からも、まだまだ伸びしろのある日本女性たちの健康をサポートする「フェムテック」「フェムケア」が今、注目されています。それは、生理痛やPMSといった女性特有の体調不良による欠勤や望まない離職、生産性の低下などの労働損失があまりにも大きいという現状があるからです。
女性のからだ特有の健康課題を、テクノロジーで解決するフェムテック。
森田さんはこの言葉が注目されるずっと以前より、日本でいち早くフェムケアの大切さを女性たちに啓蒙し、商品開発を進めてきたパイオニア的存在なのです。
顔や髪のように専用のケアを
デリケートゾーンを冷やさず潤いと弾力を保つことは、女性の健康を維持するうえでまず大切なこと。体の中のどこよりも皮膚が薄く、バリア機能をもつ角質層がない部分も含まれるわりに、摩擦や経血、排泄物にふれる過酷な環境にさらされています。理想とされるｐＨ値は酸性寄りの弱酸性（3.8~4.5）と、とても繊細。専用のソープで洗い、ミストやオイルで潤いを保つケアを習慣にしましょう。せっけんやボディソープでは洗浄力が高すぎるため、肌本来の自浄作用を弱めてしまいます。必要な皮脂や常在菌まで洗い流さないよう、正しいスキンケアでトラブル知らず、ストレスフリーの快適な毎日を送りたいものです。
まずは自分を知り、慈しむことから
日本では長い間、婦人科系にまつわることを話題にするのは恥じらいに欠け、タブーとされる風潮がありました。しかし最近では、徐々に変化しつつあるようです。
「デリケートゾーンには健康で美しく、幸せになるパワーや秘密が宿っている」と森田さんは考えます。ていねいにケアし整えることで、“秘めている女性性”に気づき、幸せへの感度が増し、豊かな感性を育むきっかけにもなるのです。
森田さんがフェムケアの大切さを説く理由は、フランスでフィトテラピー※を学んだ３０年ほど前にさかのぼります。医学・医療の中心には「性医学」が存在するその重要性を、深く学んだのです。当時からデリケートゾーンケアは多くの国で習慣とされ、健康のバロメーターとする文化がありました。そして、私たちの命の根源であり、安らぎや心地よさをかなえてくれる性（セクシュアリティやスキンシップ）の部分を満たすことは、生きる上で欠かせないと学んだそうです。さらに自身の体のしくみを知り、ヘルスリテラシーを高めることは、不調にいち早く気づき病気を防ぐことにもつながります。
一日の中で自分の体をいたわり慈しむ時間をもち、ていねいにケアすることで起こる変化を楽しみませんか。
※植物療法。ギリシャ語の「phyto（植物）」と「therapy（治療、療法）」を組み合わせた言葉。植物の薬理成分を活用して美容と健康、体の不調や病気の予防に役立てる伝承療法。
誕生から人生の最終章まで寄り添う
「母なる大地のような存在であり続けたい」森田さんの生まれ育った愛知・東三河でWaphytoは誕生しました。
フランスのフィトテラピーと日本古来の本草学。このふたつの叡智をもとにした“植物バイオメソドロジー”という革新的なテクノロジーが唯一無二であり、エシカルな選択としてもふさわしいプロダクトです。
主原料は、中央構造線上のエネルギーあふれる土地で無農薬栽培された桑、菊、ゴツコラ、ヨモギ、スギナ。特許技術“飽和水蒸気圧還流式サイクロン抽出法”により、伝統的な和ハーブの有効成分を最大限に引き出します。経皮吸収率が腕の皮膚の４0倍というデリケートゾーンだけに、添加物フリーの安全処方です。さまざまなライフステージを快適で自由にするための、頼もしいラインナップとなっています。当然ですが男性も使用できます。
さらに、主宰する“ルボア フィトテラピースクール”では「老年期と介護ケアコース」が設けられ、植物の癒しの力を介護ケアに生かす実践も広がりを見せています。
森田さんが見つめる未来のその先に、今後も目が離せません。
