障がい福祉事業所 では、日々たくさんのアート作品が生み出されていることをご存知でしょうか?
しかし、それらの多くが人の目に触れることなく、棚の奥へとしまわれていく現状があります。こうした福祉施設におけるものづくりの可能性や創造性を伝え、その価値を発信し続けているブランドが「=vote(イコールボート)」です。
これまでの当たり前やルールにとらわれないサステナブルな商品展開によって、新たな価値を生み出す「=vote」の取り組みやストーリーをお届けします。
ペーパーフレームから始まった=voteの取り組み
福祉施設の現場で日々生まれるアートを販売に繋げたいと考えた代表の石丸さんは、長崎県にある日本紙器株式会社と協働プロジェクトで、資源再利用率90%の段ボールを使ったペーパーフレームを製作。ペーパーフレームに作品を入れて飾ると作品の魅力が引き立ち、さらに、額縁を組み立てることも仕事につながるため、福祉施設を利用する皆に収益を生み出します。このようなプロダクトが広がれば、全国の福祉施設や廃材活用を模索する企業にとってプラスの影響をもたらすのではないかという気づきから、「=vote」の取り組みがスタート。商品を購入することは、商品や取り組みを支持することに繋がることから、投票を意味する「=vote」と名付けられました。
福祉施設と企業が織り成すアートで、社会を豊かにする
アートとは、私たちの心を豊かにし、新しい価値観やインスピレーションを与えてくれるもの。
=voteは、福祉施設で日々生み出されるアートと経済活動を結びつけ、生産製造にも障がいのある人が関わる仕組みを創り出すことで、彼らの働き方や生き方がより豊かになるよう努めています。また、福祉施設が企業や地域と自然な形で交わり、アートを気軽に楽しめるような文化や仕組みを育むことで、社会がより豊かになることを目指しています。
日常に彩りと豊かさを与えてくれるアート
=voteによって生み出される、数々のアート作品。
美しい絵画が描かれたハンカチや、木材の端材をカットして絵付けを施したフラワーベース、アート作品をデザインに落とし込んだカードケースなど、そのユニークなアイディアと美しいアートは、手にとる人々に新たな価値をもたらし、日常生活に彩りを与えてくれるでしょう。
福祉施設の課題や企業の廃材の活用といった社会課題を解決しながら、新たなビジネスモデルを生み出し、可能性や創造性、そしてその価値を発信し続けている=vote。
あなたも心踊るアイテムを見つけ、新しい社会への一票を投じませんか?