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2023.07.13

ガーナからの想いを知り、味わう。Yvaya farm

無添加ドライフルーツブランド“Yvaya Farm(イヴァヤ・ファーム)” 。創業者はガーナ人起業家のイヴェット・テテ、会社名はPure and Just(ピュア・アンド・ジャスト)。ガーナの自然が育んだフルーツをまるごと味わえるだけでなく、地球環境への配慮にこだわった生産背景。食べておいしく、環境にも優しいドライフルーツの誕生です。

自然の旨みたっぷりのドライフルーツ

太陽のエネルギーを浴びて育った果実の本来の味を更に濃縮させたドライフルーツです。
一般的なドライフルーツ作りとは違って、果物にシロップや着色料・添加物を一切加えていません。その代わりに、自然のままの果物の色味や風味をそのまま楽しんでもらうために、ライムの絞り汁を加えています。
その目的についてイヴェットさんは、「アメリカの大学を卒業してガーナに帰国したとき、ガーナには、幼い子どもが安心して食べられるおやつがないことに気づいた。体にやさしくて美味しいおやつを自分がガーナで作ろうと思った」と語っています。

ドライフルーツに使う果物の種や皮も捨てずに再利用

Yvaya Farmでは、通常は廃棄される果物の皮や種も余すところなく再利用しています。

2020年に導入したバイオガスシステムを用いて、ドライフルーツの製造過程で発生する生ごみからバイオガスと堆肥を生成しています。無酸素状態のタンクに果物の種や皮などの生ごみを入れて、微生物に分解・発酵させるという装置で、その量は、1日あたりバイオガス15立方メートルと、堆肥1000リットル(原料となる生ごみとほぼ同量)に及びます。バイオガスは果物の乾燥機を含む工場装置用の電力として、堆肥は、Yvaya Farmと契約する農家に無料で配布する肥料として、それぞれ循環的に再活用されています。

「果物の種や皮、パイナップルの頭の部分は捨てても土に還る。でも工場で出た生ごみを捨てなければならないことにいつも罪悪感をもっていた。だからバイオガスシステムを設置することができて本当に嬉しい」と、サーキュラーエコノミーを実現したイヴェット氏は語ります。

力強く勇敢な若いガーナ人たちによる取り組み

農民と公正な取引を、投資家達との約束である地球環境に対して正しいあり方を貫くことをポリシーに、サステナブルな農業・環境への向き合い方を続けています。Yvaya Farmが運営する果物の加工工場は、ガーナの首都アクラにあり、この工場で働くのは14人のガーナ人。ガーナの東部や中部から8~10の契約農家・農業組合がドライフルーツ用の果物を工場まで届けています。彼らは、ガーナの農家や協同組合から果物を直接買い付けてたり、ドライフルーツビジネスを利用して雇用を創出したりと、農村部の生活の改善に取り組んでいます。

また、市場では、安全に健康的に食べられる食品が、その古さと見た目を理由に拒否される課題にも直面しています。そこで、彼らは国際学校給食イベントデーで194kgのドライフルーツを寄付し、すべての人々の健康的な生活と栄養価の高い食品へのアクセスを促進する取り組みを支援することにも尽力しています。

ほっと息をつく時のお供に。

​​1種類ずつジッパー付きのパッケージに入っているので、少しずつつまむのにもぴったり!
おやつにはもちろん、ヨーグルトやシリアルに添えたり、ティータイムのお供にもおすすめです。

【味の種類】パパイヤ、パイナップル、マンゴー、バナナ
【容量】 45g
【原産国】ガーナ

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