先日、学生時代の友人から誘いを受けて、とある地方都市のスタジアムでバスケットボール観戦をした。
中学時代に背が低かった僕にとってバスケットボールは縁遠いスポーツの一つで、特段試合が見たかったわけではないのだけれど断る理由を見つけることも出来なかったので、スタジアム最寄り駅で待ち合わせをして二人で歩いてスタジアムへ向かった。
「今日はエースが点めっちゃ取ってくれんで。」
と贔屓にしているホームチームの勝利を友人は楽しそうに予言していたが、実際の試合では素人目に見ても調子の悪そうなエースの出来が影響してか、ホームチームは大差で敗戦していた。
彼と会うのは10年ぶりほどで実際に会う直前には緊張すらしたのだけれど、会ってみると学生時代と変わらない良い奴で居心地が良かった。スタジアムという非日常空間で会ったことが良かったのかもしれないし、楽しそうに贔屓チームを語る笑顔が学生時代と変わらず、当時を即座に思い出せたことも10年の歳月を埋めるには良かったと思う。
僕が熱心に応援している、とあるJリーグチームの調子がここ最近上向きだ。
普段は一人で試合観戦することがほとんどだけど、今度の週末にあるホームゲームに友人を誘ってみようと思う。