5月26日からフランス・パリを舞台に開催されているテニスの四大大会の1つ・全仏オープンテニス。
テレビ東京では、伊達公子さんがベスト4に進出した1995年、錦織圭選手がベスト8に進出した2015年、2017年、2019年と日本人選手の躍動を中継してきました。
学生時代にテニスに打ち込んできたわたし、清水は「全仏オープンテニスの中継に携わりたい」という志望動機で、テレビ東京に入社し、計9回の中継業務でパリのローランギャロス出張に行くことが出来ました。
毎年、5月下旬から6月上旬に行われる全仏オープンは、フランスの初夏に入る時期に開催され、とても爽やかな気候に包まれます。
日本は、梅雨の時期が近づき、湿度が高くジメジメと不快感が増しますが、パリでは、晴れている時は日なたはジリジリと暑く、日陰は上着が欲しくなるぐらいヒンヤリ、と、湿度をあまり感じません。
天気が良い日には、日差しが強い為、サングラスと日焼け止めが必需品となります。
目が焼けると、あっという間に皮膚も黒くなってしまうので、いつも持ち物で忘れない様に気をつけていました。
そして、日照時間が非常に長く、夜9時頃まで日が落ちないので油断していると、日本人はどんどん残業してしまいます。。
海外のメディアスタッフは、ON・OFFの切り替えがしっかりしており、夕方になると、明るい内からワイングラスを片手に優雅な時間を過ごしていたので、我々も赤ワインを飲みながら残業していたのは良い思い出です。 (フランスのワインは、水みたいに安い!)
現在は、地上波でのグランドスラム中継が無くなってしまい、残念な状況ではありますが、いつかまた素敵な現場で、最高の仕事に携わりたいと願う今日この頃です。